INTERVIEW「印刷会社は
倒れたままなんですか?」
プロデューサーS・K
プリ・テック株式会社
SPSグループ
印刷業界をどの視点で捉えるか?
その捉え方で見え方は全く違う
紙にインクを乗せる印刷業は、デジタル化に伴い縮小傾向です。しかし、印刷前の情報を加工する業界は、あらゆる媒体への発信サポートができ、今後の事業、チャネルの拡大に大きな可能性があります。もっと俯瞰すれば、IT化に欠かせない半導体も印刷技術によるもの。印刷技術のさらなる開発により、新しい価値を提供できる可能性は十分にありますよ。
ところで、あなたはどんな仕事をしていますか?
東京支店の支店長として拠点マネジメントの仕事や、いち営業マンとしてお客様の課題を解決する仕事、いち開発マンとして新しいソリューションを創作する仕事など、多岐に渡ります。プロデューサーという立場では、お客様の経営方針の策定や販促、人事面でのサポートをさせていただいています。
どんなことに挑戦しましたか?
現在のサインディスプレイグループの立ち上げや事業開発センターのデジタル事業部の拡大、東京支店の新たなマーケット開発などにチャレンジしてきました。さまざまな経験をさせてもらう中で、お客様に寄り添い、顕在課題だけでなく潜在課題も捉えられる力を身につけることができました。これは、今も仕事をする上でとても役に立っています。
これからの挑戦は?
当グループが次の発展に向かうための新事業の立ち上げに取り組んでいます。多くの情報とネットワークを持ち、得たアイデアを実行する力を磨き続けること。これが事業創造をする上で一番大切な力になると信じています。今までの領域にしばられることなく、新たな仕事を創出することが、今の私にとっての最大のチャレンジです。
プリ・テックグループの良いところは?
人事制度や教育制度などさまざまな制度がありますが、時代の流れに合わせて制度を柔軟に変えていける点は良いところだと思います。経営者との距離も近く、意見を言いやすいところも中小企業ならではですね。また、いつでも将来に向けた投資ができる、安定した資本があることも企業として安心できるポイントだと思います。
休日の過ごし方は?
趣味と聞かれたら、ゴルフ、食べ歩き、旅行、映画鑑賞かな。ゴルフに関しては、前職のゴルフ職人で培ったゴルフクラブに関する知見と、プロゴルファーネタでゴルフ好きなお客様の心を掴んでいます(笑)どの趣味においても、自分自身の知見が広がるものとして、常に新しい情報や体験を楽しんでいます。と言いつつ、昼まで寝てる休日も多かったり少なかったり(笑)
学生へのメッセージ
どの時代においても、物事を探求し続けられる人は、新しい道を切り開くことができると思います。どの企業で、どういう環境下で仕事をしようが、周りや環境のせいにするのではなく、自分自身のできることを磨き上げることに目を向けて、社会人として歩んでいただきたいと思います。仲間として一緒にたくさんの仕事ができることを楽しみにしています。